フェルマーにいたる道その5
の証明を理解するのに 谷山ー志村予想を中心
とみると、楕円曲線のモジュライがテーマになり
モジュラー曲線 X_0(N) の理論、さらに
そのヤコビ多様体の理論が必要になる。
当然アーベル多様体の一般論 それも普通の
複素数体C上の話より難しい、Q上やZ
上の理論がいるがやはりC上の理論の基礎
なくしては難しいと予想します。というわけで
準備はとても膨大になってきます。素人が
たいした準備なく、ワイルズ氏の論文がわからない
のは当たり前で、エベレストに登るには相当の
訓練準備がいるでしょう。幸いフェルマーがいくら
わからなくても、遭難の心配はないので試行錯誤
しながらすこしずつ近づきたいと思います。